保健福祉施設
-
けやきの森幼稚園
概要 町立統合幼稚園を町有林の木で建築するために竣工3年前から各関連機関と材の調達から設計、工程管理などを事前に協議しています。 町の教育方針に沿った幼稚園としながら、低コストで無理なく効率的に地元材を使うため、 立木の形状、強度を調査して町有林での量的、質的な供給可能性を確認しています。
また、同様に、設計構造部材の木取材種の決定、統一化が行われています。 十分な材料調達、加工期間を確保するため材工分離発注も実施されています。 無理のない大スパン空間建築には、トラスや頬杖付き登り梁が使われ、一部集成材なども利用した設計になっています。 1000㎡以下の2つの木造部をRC構造部の両側に配置することで、木材の被覆や燃えしろ設計などの制約を必要としない木造建築を実現しています。
内装はヒノキ床材、腰板、明るいクロスなどとともに軽快な現しの小屋組みで、明るく元気に園児が過ごせる雰囲気を作り出しています。 広場を取り囲む園舎は深い軒下を介し廊下がつながっています。 その外壁はヒノキに保護着色塗料を塗装して耐久性を確保しています。保健福祉施設 -
森のおうち保育園
概要 従来から存在したクスノキ等を伐採せずにそのまま活かし、これにマッチした木造として大断面スギ丸太をあらわしの柱に使うとともに、床、腰壁などにも木質にこだわり、幼児に優しい保育園としている。
保健福祉施設 -
須恵町立れいんぼー幼稚園
-
学童保育所
概要 児童数が多く、教室幅(梁スパン長)を長く確保する必要があったため、当初は1階梁材は鉄骨を使用する設計であったが、なるべく地域材を活用したいとの意向から、通常の柱角の無垢材を鋼板で補強する「スチール梁工法」を採用した。またキッチン等のテーブル造作も柔らかいスギの集成材を用い、また角の部分の丸みを大きくするなど、子供達の安全面に配慮したデザインとしている。
保健福祉施設 -
みどりの杜病院
概要 この病院は、全国的にも例の少ない完全独立型の緩和ケア専門病院であり、がんの患者とその家族が穏やかな日々を送れるよう、 痛みや身体的・精神的苦痛を緩和する専門病院である。
病院の運営方針を達成するため、「木の与える癒し効果」を最大限に活かした施設が最適であるとの考え方の下に基本的に木造で建築された。
構造は、木造1階建、一部RC造で、構造材はもとより、内装においても床、壁、ラウンジや廊下の天井などふんだんに木材を使用し、明るく落ち着いた院内空間をつくっている。 木目の美しさや柔らかな質感が、窓から望む周辺の田園環境とも調和し、「安らげる」と、患者や家族の評価が高く、また、床材に弾力にある木材を利用することでケアするスタッフからは木質床材使用により足腰の負担が軽減されると喜ばれている。保健福祉施設 -
木製遊具課~わんぱく小屋
-
栗の子保育園
概要 この施設は、床、壁、天井の大部分に木材を使用し、自然感を充分に味わうことができるように配慮されています。また、大ホールを中心に教室が配置され、雨の日でも園児たちは、のびのびと遊ぶことができます。木材は福岡市内で購入されました。
保健福祉施設 -
すぎのこ児童館
概要 この施設は、北勢門小学校に隣接して建設されました。地域の親と子どもたちのための施設で、親しみとやさしさが感じられるように、内部仕上げにほぼ木材が使用され、外部は周囲の景観との調和を考え、最新技術で加工された不燃スギ板を、全面に使用して施工されました。
保健福祉施設 -
篠栗幼稚園
概要 この施設は、篠栗市街地の東方に位置し、東南北の三方を山に囲まれ、優れた教育環境にあります。また、施設本体についても、福岡県美しいまちづくり賞の大賞を受賞しています。園舎は大きく教室棟・遊技室・管理棟に分かれ、教室棟南側のウッドデッキテラスには、穏やかなアーチを描いた木製の太鼓橋があり、両端の物見櫓が園児たちの遊びの場として好評です。
保健福祉施設 -
ちづか保育園
概要 船をイメージした屋根が特徴的な園舎は、木造で内装には豊前市産のスギ、ヒノキが多用され、天窓から太陽光が差し込むよう設計されています。公立の保育園では、県内初となる病後児保育室や安静室を備え、病気の快復期で集団生活は難しい段階の園児が、身近に木と接することでのびのびと安らぎを感じながら過ごせる施設となっています。
保健福祉施設