木材活用事例

  • みどりの杜病院

    概要

    この病院は、全国的にも例の少ない完全独立型の緩和ケア専門病院であり、がんの患者とその家族が穏やかな日々を送れるよう、 痛みや身体的・精神的苦痛を緩和する専門病院である。
    病院の運営方針を達成するため、「木の与える癒し効果」を最大限に活かした施設が最適であるとの考え方の下に基本的に木造で建築された。
    構造は、木造1階建、一部RC造で、構造材はもとより、内装においても床、壁、ラウンジや廊下の天井などふんだんに木材を使用し、明るく落ち着いた院内空間をつくっている。 木目の美しさや柔らかな質感が、窓から望む周辺の田園環境とも調和し、「安らげる」と、患者や家族の評価が高く、また、床材に弾力にある木材を利用することでケアするスタッフからは木質床材使用により足腰の負担が軽減されると喜ばれている。

    保健福祉施設